今度はテレビ放映!――『これはあなたのもの――1943―ウクライナ』

少し前に、ロアルド・ホフマンという人の、『これはあなたのもの――1943―ウクライナ』という戯曲を取り上げた。翻訳者は名古屋工業大学の、科学史の川島慶子先生である。
 
ロアルド・ホフマンは化学者で、ノーベル賞を受賞しているが、子供時代はナチに追われ、からくもヨーロッパを脱出して、アメリカに渡った。川島慶子先生とは、おたがいに面白いものを書いたら、交換しているという話だ。
 
この戯曲は、最初に川島さんが、ぜひ上演したいと言い、ホフマンが「まだ一冊の本になってないのに、クレイジーだ」といったほど、のめり込んだ。
 
その結果、なんと新国立劇場で、八千草薫や吉田栄作といった配役で、上演された。しかし僕は、足が悪いので、見にゆけなかった。

それが今度は、なんとテレビ放映(!)されることになった。チャンネルはNHK・Eテレ、放映予定は下記の通りである。

Eテレシアター「これはあなたのもの 1943―ウクライナ」
8月6日(日)午後2:30~4:45

ロアルド・ホフマンのインタヴューもあるという。そう言えば、川島慶子先生は登場されるんだろうか。当然、翻訳者が登場しないと、つまらないですね。そこは期待してます。
どちらにしてもこれは、万難を排して観なければなるまい。

(『これはあなたのもの――1943‐ウクライナ』
 ロアルド・ホフマン、訳・川島慶子、アートデイズ、2017年6月1日初刷)

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